ラフからの脱出
― 深さ別の打ち方とフライヤー対策
ラフは「距離を狙う」より「確実に出す」が基本。芝がクラブに絡んで飛距離も方向も乱れやすいからです。仕組みを理解し、深さに応じてクラブとセットアップを変えれば、大叩きを防げます。
なぜラフは難しいのか
ラフが難しい理由は主に2つ。ひとつは、インパクト前に芝がクラブに絡み、フェースが失速・回転すること。もうひとつは、ボールと face の間に芝が挟まってスピンが減り、思わぬ飛び方(フライヤー)になることです。つまりラフでは、いつも通り振っても同じ結果になりません。「芝の抵抗」を前提に、番手と打ち方を選ぶのがコツです。
基本の考え方(3つ)
- まず脱出を優先。ピンではなく「フェアウェイに戻す」のが正解の場面が多い。無理な距離狙いが大叩きの元。
- セットアップを調整。ボールはやや右、ハンドファースト、フェースを少し開き、グリップは強めに握る。芝の抵抗で face が返るのを防ぐ。
- 上から鋭角に入れて振り抜く。払い打ちだと芝を巻き込む。やや上から入れ、フォローで止めずに振り切る。
ラフの深さ別・攻略
ボールが浮いていれば通常に近い。番手はそのまま〜1つ上げる程度。
7〜9番など短い番手で確実にミート。距離は欲張らない。
PW〜SWでフェースを開き、上から。まず「出すだけ」に徹する。
フライヤーに注意
ボールが芝の上に少し浮いた「浅い順目のラフ」では、スピンが減って通常より飛びすぎる(フライヤー)ことがあります。グリーンを狙う場面では、番手を1つ下げるか、大きめに飛ぶ前提でマネジメントを。逆に深いラフでは飛ばないので、距離計算より「確実に出す」を優先します。
やりがちなミス
- 長い番手で距離を狙う → 芝に負けてチョロ・引っかけ。深いほど短い番手が正解。
- すくい上げようとする → 余計に芝を巻き込む。上から入れてハンドファーストで。
- フォローを止める → 芝の抵抗で失速。振り抜く意識を最後まで。
動画で学ぶ(外部)
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関連:ユーティリティの選び方 もあわせてどうぞ(ラフからの脱出に強い番手です)。
【体験メモ】 40代・ゴルフ歴1年。ラフでは無理に飛ばそうとして、さらに深みにハマる失敗を何度もした。深いときは距離を欲張らず、短い番手で確実にフェアウェイへ戻すのが結局いちばん早いと痛感。フライヤーで大きく飛びすぎたこともあり、ラフからはグリーンを狙わず手前に刻む判断がスコアを守ってくれた。
よくある質問
ラフではどのクラブを選べばいい?
深さ次第です。浅ければフェアウェイウッドやユーティリティも使えますが、中〜深いラフでは短めのアイアンやウェッジで「確実に出す」のが基本。迷ったら1つ短い番手を選びましょう。
フライヤーはどう防ぐ?
浅い順目のラフで起きやすい飛びすぎ現象です。グリーンを狙うときは番手を1つ下げるか、大きめに飛ぶ前提でピンの手前を狙うとオーバーを防げます。
深いラフで距離を出したいときは?
基本は諦めて「出すだけ」に徹するのが安全です。無理に長い番手で飛ばそうとすると芝に負けてミスが増え、かえってスコアを崩します。