HOLE 03 / LESSON

バンカーの基本
― 一発で出す打ち方

バンカーからの砂しぶきとピンのイラスト

多くのアマチュアが苦手とするバンカー。しかし基本は「ボールではなく砂を打つ」こと。これさえ体で覚えれば、力まなくても一定の力で脱出できます。ポイントは「フェースを開く」「砂の手前を狙う」「振り抜く」の3つです。

まず"砂ごと飛ばす"を理解する

ガードバンカー(グリーン周りの砂)では、クラブをボールに直接当てません。ボールの手前2〜3cmの砂にクラブを入れ、砂の勢いでボールを運び出します。これがエクスプロージョン(砂爆発)ショット。ボールを直接打とうとすると、トップして反対側の土手に突き刺さる失敗につながります。

構えの3チェック

  • フェースを開く…先にフェースを開いてから握る。バウンス(ソールの出っ張り)が働き、砂に潜りすぎず滑る。
  • スタンスを広め・体重は左…足を砂に少し沈め、下半身を安定させる。体重は左足6割。
  • ボールは左寄り…スタンス中央よりボール1〜2個分左。クラブが砂に入る底の位置を手前に作る。

打ち方 ― ゆるめず振り抜く

一番の失敗は減速。「砂を取るから飛ばない」と体が覚えると、途中でゆるんで砂に埋まります。狙った砂の一点に向けて、フィニッシュまで振り抜くことが最優先。距離は振り幅で調整し、スピードは最後までゆるめないのがコツです。

埋まったライ(目玉)の対処

ボールが砂にめり込んだ「目玉」では、フェースを開かずスクエア〜やや閉じ気味に構え、砂に深く突き刺す意識で打ちます。出た後は転がりやすいので、ピンまで距離があるときほど有効です。無理に上げようとしないこと。

【体験メモ】 40代・ゴルフ歴1年。バンカーが大の苦手で、以前は1つの砂で3回叩くこともあった。56度(バウンス広め)でフェースを開き、「ボールの手前3cmの砂を打って振り抜く」を意識したら、一発で出せる確率が上がった。通っている練習場にバンカー練習場があり、そこで砂の感触をつかめたのが大きい。減速しないことが何より大事だと痛感。

動画で学ぶ(外部)

よくある質問

バンカーでトップしてしまうのはなぜ?

ボールを直接打とうとして、途中でクラブがゆるむのが主因です。ボールの手前の砂を狙い、フィニッシュまで振り抜くと安定します。すくい上げようとしないことも大切です。

どのクラブを使えばいい?

基本はサンドウェッジ(SW/56〜58度前後)です。距離が長い場合はアプローチウェッジ(AW)で砂を薄く取る方法もあります。まずはSW1本で砂を打つ感覚を作りましょう。

距離が出ない・飛びすぎるのを直すには?

スピードは一定に保ち、振り幅で距離を調整します。取る砂の量(手前を狙う幅)を一定にすると再現性が高まります。減速せず振り抜くことを優先してください。